大多数と違う行動をとれば勝てるか

適当

2011年12月18日 20:58


一日で、パチンコ屋の客の大半が負けているとすれば、そこには負けの特徴があるはずです。
実際のホールに行けばわかる。
ほとんどの台がダメな台ばかりで、たまに優秀台が数台ある程度です。

早い話、勝つ確率より負ける確率のほうが高い。

一概には言えませんが、

[ホールにあるほとんどの台はプロスペクト理論に基づいて設定を調整している]

↑具体的に言うと、

すでに損失が発生してる場合、人はリスクの伴うギャンブルを好む傾向性がある。

利益より損失を過大評価しやすい。

この傾向性を巧みに利用したとしか思えないデータカウンターばかりです。

具体的には、

例えば、大当りが400枚でる機種があります。 等価であれば
8000円。

つまり、投資金8000円以内にその大当りをひけば利益はでますが、

投資金8000円つぎこんで、大当りをひけた場合はどうなるか。
プラマイゼロです。


この時点で換金する人はいるでしょうか。
(閉店まぎわ、当人の金銭的事情などは別で。)

大多数はプラマイゼロだからと、再びうつのでは。

つまり大多数には大多数の特徴があって、その内訳はプロスペクト理論に基づいてます。

パチンコ屋は商売ですから、プロスペクト理論を逆手にとった考えで台を用意してるはずなんです。
(優秀台は別として。)

つまり、[大当りはたくさんひけるが利益は伸びない。]
(少額の利益しか得られないことから換金するまでには至らない。)

[この台にこれだけ投資したにもかかわらずでない。]
(損失はさらに損失を生むような台⇔プロスペクト理論を逆手にとる。)

[連チャンしたのに台を信じて投資したところ、吸い込みの奈落の底へ]

(損失より利益を過小評価する傾向の逆手。)

数えあげればきりはないが、

実際のホールにある台のほとんどがそういう台で、グラフだけを見れば、プロスペクト理論に基づいて行動する人間の心理を逆手にとった機械が多い。

ホールに行けば痛いほどわかりますよ。

大多数と違う行動をすれば勝てるとはそういう文脈からの話です。

優秀台に座れば大多数と違うわけです。

なにも優秀台じゃなくても、大多数と違った行動が勝ちにつながります。

大多数はたいていプロスペクト理論に基づいて行動してますから、
その逆をいけばいいわけです。
だからといって勝つわけではありませんが。