パチンコ屋は脳内モルヒネを売ってる
パチンコ屋になにしにいくんですか。
この質問に、大多数はこう答える。
儲けるために。
しかしその回答は大脳生理学的な観点から言うとはなはだ怪しい。
というのは、今まさに、ボーナスがでた瞬間、ハナハナで言えばピカっとランプが光った瞬間、
脳内モルヒネという快楽ホルモンが分泌されている。
だからボーナス確定は金額以上の魅力というか、嬉しさというか、要するに快感が伴うわけなんです。
脳内モルヒネは脳のなかでしか作れない快楽ホルモンであることから、覚せい剤に匹敵するほどの中毒性が伴う。
匹敵とは大袈裟かもしれない。
でも病的賭博という精神医学の用語があるくらいですからね。
パチンコ屋の定義をみなおせば、
パチンコ屋とはある一定の確率で脳内モルヒネを購入できる場なんです。
金銭的なリスクを背負ってまで、そのモルヒネを欲しがるというのは、まさに規模こそ違え、
覚せい剤欲しさに犯罪に手を染めることと似てるようで似てはないが、
なんかさして違いわない。
ともあれ、患者になった時点で客は負けてるんですよ。